IC世界フォーラムで広島碑文誕生の契機を報告

広島市の原爆記念碑の碑文「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」が、1950年に当時の浜井信三市長が、コーの会議に参加したことが契機であったことを報告。

また、「過ちは繰り返しませぬから」の英訳が“We Shall Not Repeat The Evil”と記載されているが、「過ち」はevilではなくmistakeが原文であることを広島サミットでG7首脳に伝えることを岸田首相に提案。

evil という言葉は、単なる善悪の悪という以上に、悪魔、強い悪意などを意味し、しかも日本語には主語が無い。しかし英語ではWeという主語が入っているので、核保有国を含む首脳達が悪魔とみなされているとの誤解すら与えかねないからである。

結果的に松井實市長がG7首脳に碑文の説明をした際に通訳者がmistake と訳したことを報告した。

会場からは、1950年にコーで起きたストーリーが本年広島で反映されたことに対して大きな反響があった。

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