危機における変革力
??ピンチをチャンスに?
?2020.10.24-25
現在、世界は激動期にあり、社会は大きな転機を迎えています。
経済のグローバル化が進展しヒト・モノ・カネの往来が急速に増大し世界に更なる成長の機会を生み出す一方、社会的・経済的格差の拡大や移民問題等により、これまで自由経済の恩恵を受けていた国々でも保護主義が顕著となっています。
その中で、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、多くの国が医療崩壊の危機に直面し、移動や流通の制限により世界経済は大きな打撃を蒙り、内向き志向の加速や様々な問題が表面化しています。また私達の日常生活においてもコロナ禍により様々な変化が求められています。
民族や宗教、国や文化の違い等による価値観の異なる人々が共に手を携え、コロナ禍を克服し、共生する社会が実現されない限り、我が国はもとより世界の平和と安定した成長を期待することは出来ません。
戦後、日本の国際社会への復帰に貢献したIC(MRA)運動の原点は、一人ひとりが良心に従い、勇気ある一歩を踏み出す時、家庭に、社会に、そして国際関係にさえ変革をもたらす、というものです。
このフォーラムにおいて、さまざまな背景をもつ国内外の多彩な参加者と話し合い、そして自分自身を見つめることを通じて、どのような家庭を築き、どのように社会に貢献するか、また危機を乗り越えて持続可能な平和な世界を目指すための自分の役割は何か、ということを見出す契機にして頂けると思います。